らっきょう農家で収穫と配送のアルバイト 仕事内容や職場環境をレポート
らっきょう農家で収穫と配送のアルバイト 仕事内容や職場環境をレポート
1年前に1ヶ月半、らっきょうの収穫と配送のアルバイトをした方から話を聞いてきました!
この方は、ハローワークの求人および新聞の折り込み求人チラシで仕事を探していて、らっきょう農家のアルバイトを見つけたそうです。
この記事では、らっきょう農家を選んだ理由と共に、らっきょう農家のお仕事内容や職場環境、実際に働いてみて良かった点や大変だったことを、経験者の視点から紹介いたします。
農業のお仕事!らっきょう農家のお仕事はどんなことをするの?
主な仕事は、収穫したらっきょうを、根と葉を切ってもらう切り手さんに配送・回収するものでした。
それ以外では、らっきょうの収穫の手伝い、商品となるらっきょうの計量、箱詰めを行いました。
農家の求人 らっきょう農家でアルバイトを決めた理由
仕事を探していた当時、コロナ禍の影響で、自分の求めていた方向の求人があまりありませんでした。
それで、とにかく自分に出来そうな仕事を探していたところ、私の地元の鳥取の名産であります、らっきょうの農作業のバイトを見つけました。
ちょうどその頃、農業の仕事にもちょっと興味があったので、農家の求人を見つけて嬉しかったです。
らっきょうはどういう風に収穫されるのか、加工されるのか、出荷されるのか、やりがいはどんな感じか、興味が湧きました。
農家さんを選んだポイントは、求人票に「アットホームな雰囲気でワイワイやってます!」と記述してあったからです。
面接は、らっきょう農家さんの車庫で実施してもらったのですが、持ってきたアルバイト用の履歴書を見てもらい、ほぼ2つ返事でOKをもらいました。
らっきょう農家のアルバイト 職場環境や良かったこと
毎年この時期になると仕事に来る方々が多かったので、非常にアットホームな雰囲気で仕事をすることができたことが、良かったかなと思います。
私は初めてこの仕事をしたのですが、この農家さんのところでは他に15名くらいの人が、収穫や根・葉切り・配送をそれぞれ担当していました。
今までは、サラリーマンで会社勤めをしていたことしかなかったので、こういう雰囲気で仕事をするのも悪くないなと思いました。
また、毎年来ている方、コロナの影響で仕事日数が少なくて来た方、大学の農学部の学生さんと、色んな方が話をすることもでき、新鮮でした。
らっきょう農家で収穫と配送のアルバイト 勉強になったこと
らっきょう農家でアルバイトをして勉強になったところは、まず、らっきょうはどのように収穫されるのか見れたところです。
トラクターに専用の収穫用機械を付けて掘り起こすのです。
次に、らっきょうの加工工程を見れたところ。
更には、色んなルートでらっきょうが出荷されていることが見られたことです。
この農家さんの場合は、JA、漬物業者さん、他2業者の計4業者さんに出荷していました。
実際の農業の収穫から出荷までを一通り見て体験できたのは、とても勉強になったし、良かったです。
また、配送で人生で初めて2トントラックを運転させてもらいました。
慣れないうちは、色々と苦労しましたが、最終的には農家さんの満足するレベルまで運転技量を上げることもできました。
らっきょう農家の仕事の大変なところ
基本約20kgごとに収穫したラッキョウをコンテナに入れるのですが、この持ち運びがかなり重労働でした。
特に雨に遭うと、砂がムダにくっついて、一箱25~30キロぐらいになり、さらに重くなります。
収穫時期がちょうど5月半ばから6月末までで、思い切り梅雨に当たるので、雨に当たり、重くなることが多かったです。
なので、コンテナを持ち上げる時にうまく体を使わないといけませんでした。
らっきょう農家でお仕事をしてみたい方へのメッセージ
農業を体験してみたい人、短期間で稼ぎたい人、アットホームな雰囲気な中で仕事したい人にはおすすめです。
私がアルバイトした時の時給は、1,000円でした。
もう一度らっきょう農家でお仕事したい?
はい。
最初は大変なところに来たなと思いましたが、案外楽しかったです。
時期は梅雨なので、良くはないですが、期間がちょうど良かったです。
最後に給料をもらいに行った時、「いつでも来てくれてええよ」と言ってもらえたことが嬉しかったからです。
ただ、配送する際、道幅の狭い地域やトラックを止める場所がない切り手さんのお家に行く必要があったので、慣れるのが大変でした。
しかしそのおかげで、運転が上達したかもしれません。
まとめ
お読みいただきありがとうございました。
コロナ禍で、仕事が思うように出来なくなった方も多いかと思いますが、そんな中で農業に挑戦した方の体験談をお伝えしました。
農家にとって、収穫は一番大変な梅雨の時期だということがわかりました。
今回はらっきょうでしたが、農家さんのお仕事には、多くの人の手が必要だとわかりましたし、食べ物を育てるということは、大変な労力がかかりるということですね。
私たちが当たり前のように毎日食べている農作物。
最近は、若い世代の方も農業に関心を持つ機会が増えてきました。
本格的に始める前に、どのような人がどうやって作ってくれているのか、興味のある方は一度、アルバイトしてみるのも良いですね。
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