警備員はきつい?警備員経験者が語るお仕事内容と実際のところ
警備員はきつい?警備員経験者が語るお仕事内容と実際のところ
出かけると良く見かける警備員さん。
警備員さんがいるお店は安心感がありますよね。
真夏に外で警備している姿を見ると、暑い中大変だな、水分摂れているのかなと心配になってしまいます。
今回は、3年前に9ヶ月間警備員さんのお仕事を経験されたOさんからお話しを伺うことができました!
この記事では、警備員はきついのか?警備員をしてみて得た物、困ったことを経験者からの視点でご紹介します!
最後に、読んでくださったあなたへのメッセージもいただいておりますよ。
警備員の仕事はきつい?精神鍛錬も必須
警備員の仕事はきついです。
僕が警備員として働き出して良かったと思っているところは、普段楽と言われることが多い警備の仕事が、いかに大変なのか思い知る事ができた点です。
実際に警備員として働くにあたり、ただ立っているだけでお金が貰える仕事と勘違いされることもありました。
僕自身も、警備の仕事に対し考えが甘かったです。
僕が入社前にイメージしていた警備員と実際の警備員の大変さが全然違っていたのです。
よく考えると、長時間立っているのも相当大変なのですけどね。
体力が必要な仕事なので、疲れが溜まると生活も不摂生になったり、立ちっぱなしで運動不足になり易い職業でもあるので、健康管理にも気を遣うようになりました。
特に、退職まであと2ヶ月のところまでこなした港湾警備の仕事が、毎朝早くて大変なのは辛かったです。
しかし、上司や先輩も親切に教えてくれたり、何もない時は雑談で冗談を言い合えたり、バカ話が出来て、これこそが本当のアットホームな職場だと感じることができました。
体力面だけではなく、警備員だからこそできる精神鍛錬もできたのはよかったと思います。
じっと立ち続けるだけでも精神力って必要なのです。
警備の仕事を始める前は、人と話したりコミュニケーションを取るのが嫌いで、やる気のない状態だったのが、仕事の数をこなしていくうちに、他人にも心を開けるようになりました。
職場には元陸上自衛官もいて、とても怖いイメージがありましたが、その人とも車の中での雑談で、自分も陸上自衛官だった頃の懐かしい話もできたことで、仕事のモチベーションも上げることができました。
警備の仕事で一番よかったのは、港湾警備で自分で物事を考える能力も身につけることができたことです。
これは本当に大きかったです。
警備員になった理由 在宅ワーカーが警備員に転身!
そもそも何故警備員をしたかと言うと、その頃していた在宅の仕事がうまくいかなくなったからです。
当時、高卒で入った陸上自衛隊を3年で辞めてから就職をろくにしていませんでした。
親の給料で1日3食のご飯を食べて、あとは在宅ワークで、自分のお小遣いや国民保険料を払うだけのお金を稼ぐことばかりで、外で稼ごうなんて思うことは全くありませんでした。
しかし、最初は上手くいっていた仕事での稼ぎも悪くなっていき、生活も苦しくなっていきました。
就活を始めて一人で黙々と仕事ができるところや、外で働く上で難しくなさそうな職場を探すようになりました。
そんな時、偶然警備員の求人を見つけて、警備の仕事なら、多少護身術もかじっていたこともあり、年齢的にも全然いけるので、しばらくそこで仕事してみようと思い求人応募をしました。
休みが不定期とはいえ、働いた分だけお金になる部分が決め手となりました。
警備員の仕事内容
警備員の仕事内容は、主に次のような物でした。
- 病院での面会受付
- 電話内線交換
- 交通誘導
- 雑踏警備
- 港湾警備
人間関係に悩んだら誰かに伝える勇気も必要
警備員をしていて、良いこともたくさんありましたが、人間関係では困ったことがありました。
50歳ぐらいになる元航空自衛官の先輩からずっといびられ続けて、一時期は新たにスカウトされた先でも鬱になりそうでした。
それから、他の先輩と一緒になって僕のことを悪く言ったりで、精神的に追い詰められそうになりました。
その解決方法として、仕方なく上司に相談して、先輩からのいびりが改善されなければ退職をするということを告げると、幸い、違う警備区域に勤務させてもらえることになり、先輩たちと離れることができたため、解決に至りました。
理不尽なことは、伝える勇気も必要だと学びました。
警備員を目指すあなたへのメッセージ
自分はもう若くないので、体力的にずっと立っているだけでも予想以上にキツくて無理ですが、1ヶ月、休みが無くても働ける体力がある方は、是非とも応募をして、仕事をしてみる価値はあります。
若いうちにたくさん稼ぎたい方も是非、体験してみてください。
まとめ
お読みいただきありがとうございました。
警備員を経験されたOさんのリアルな体験談をご紹介いたしました。
やはり体力が必要できついみたいですね。また、じっと耐え続ける精神力も必要なようです。
警備員さんは複数人でお仕事をしているイメージがなく、孤独なお仕事なのかと思っていましたが、先輩と一緒に現場に向かったりもするのですね。
警備会社もたくさんありますが、Oさんの勤めた会社のように、社員の困り事を放置せずに対応してくれる会社に出会えると、安心してお仕事をすることができますね。
体力に自信のある方、一度経験してみては?
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