東京オリンピックスタッフアルバイト体験記 世界的イベントの裏側

2022年3月23日

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東京オリンピックスタッフアルバイト体験記 世界的イベントの裏側

2021年夏。

コロナ禍で、一年延びて開催された2020東京オリンピック。

この世界的なスポーツの祭典で、イベントスタッフとしてオリンピックを支えてくれた方から、体験談が届きました!

この記事では、オリンピックのアルバイトスタッフをされた方から、スタッフになって良かったことや大変だったことを、熱いメッセージと共にお伝えいたします。

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オリンピックスタッフ 自分もオリンピックに参加している!

オリンピックのお仕事

イベントに関するお仕事を今後したいと思いっていたところ、オリンピックスタッフの求人を紹介されました。

オリンピックでの経験は貴重なものになると思い、夏休みの間、この仕事を引き受けました。

勤務場所は遠かったですが、時給もよく、なによりこの経験は一生出来ないと思ったことが、この仕事をやってみようと決めた1番の理由です。

このチャンスを逃したら絶対ダメだとさえ感じました。

まず、東京でオリンピックが開催されるのも本当に貴重な事だし、自分の財産になる。この活動が自分の将来にも絶対に役に立つし、一生語っていけると思ったので、スタッフになりました。

もし自分に子供が出来たら、この話を自慢したいと思います。

また、この仕事は直接選手と関わることはありませんが、オリンピックに日本国民として参加したんだという気持ちを味わいたかったので、このお仕事をしようと思いました。

オリンピック開催国には責任が伴う

特に列を誘導させて検温するところが、想像よりはるかに難しかったです。

ただ並ばせるだけ、検温するだけだと思っていましたが、最後尾列の札をずっと持ってなくてはならなかったり、検温も気温が高いので気温に左右されないような検温をしなければならなかったりすることが、とても大変でした。

また中に入ってからも、お客様に常に気を配っていなければならなかったことが、とても大変でした。

これはどんなことでも当たり前のことですが、開催国として、選手や関係者などのお客様をおもてなしするということは、改めて難しく、責任を伴うことだと思いました。

オリンピックスタッフしか分からないスポンサー事情と熱中症対策

スポンサーがついているので、着用ユニホームや手荷物のブランドがとても厳しかったです。

例えばスポンサー外のブランドの物は、テープで隠すなどの対応をしたり、飲み物もスポンサーから出ている飲み物しか飲んではいけないなど、少し厳しい印象を持ちました。

気を遣わなければいけないこともありましたが、全体的にはスムーズに仕事をすることが出来ました。

ただ、なにぶん炎天下での作業だったので、熱中症気味になってしまいました。

やはりこまめな水分補給と塩分補給は必須だなと実感しました。

また、ミストスプレーを付けるなど、外でも涼しくできる工夫をした方が良いと思いました。

スタッフとして参加 オリンピックの楽しさを実感

このお仕事をして良かった点は、オリンピックは改めて楽しいものだということです。

世界のスポーツの祭典と言われることもあり、会場外も沢山の熱気に包まれていました。

そんな中仕事をしていたので、とても楽しかったです。

特に今年は初競技や初の試みなどが沢山あり、戸惑うことも多くありましたが、参加してよかったと思います。

コロナ禍なので、自分が感染するリスクを背負いながら仕事をしましたが、それもまた良い経験になりました。

イベントスタッフをしてみたいあなたへのメッセージ

全世界共通のイベントなどには、絶対参加した方がいいと思います。

こんな機会滅多にないので。

やらずに後悔よりやって後悔!

日本で開催された、この本当に貴重なオリンピックは、人生であるかないかくらいの世界的行事です。

そこに少しでも貢献出来たことをとても嬉しく思っていますし、日本でやってくれなかったらこんな経験はできなかったと感謝しています。

もしもこのような機会がまたあるのならば、是非またやりたいです。

とても大変な業務でしたが、終わったあとの達成感は凄かったですよ!

日本開催のオリンピックは無理でも、国際的な大会があったら、是非経験してください!

まとめ

オリンピックの後はパラリンピック。更に来年には早くも冬季オリンピックが開催予定です。

今回はコロナ禍での開催で、直前まで観客を入れられるかどうか、それ以前に開催ができるのか。

国民はもとより、世界中が注目した大会でしたね。

この記事を書いている時点で、パラリンピックが行われており、選手を始め大会関係者、スタッフの皆さんが、連日頑張っています。

オリンピック関係では、良いこともそうでないニュースも報道されています。

そんな中、今回お話をくださった方のように、真摯にオリンピックのお仕事をし、素晴らしい経験を自分の成長へと繋げている方もいます。

オリンピックほど大きな大会でなくても、イベント関係のお仕事をしてみたい方や、同様の求人を見つけて悩んでいるなら、挑戦してみると思わぬ発見ができるかもしれませんよ。