道路のライン引きのアルバイト体験記 大変だけど得もある?

2022年3月23日

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道路のライン引きのアルバイト体験記 大変だけど得もある?

大学時代の約3年間、知り合いからの紹介で、道路のライン引きのお仕事をしていた方にお話を伺いました。

この記事では、道路ライン引きのお仕事内容を覗きつつ、ライン引きのお仕事の良い点と大変な点を、この記事を読んでくださったあなたへのメッセージと共にお届けします。

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スーパーのレジから道路のライン引きへ転職した理由

ライン引きのお仕事

当時、まさか自分が道路のライン引きのアルバイトをするとは思っていませんでした。

その前は、スーパーのレジのアルバイトしかしたことがなかったからです。

スーパーのレジ打ちのバイトは、時給にして当時700円程度。朝からずっとレジについてなければならず、更に常に立ちっぱなしの仕事なため非常に疲れました。

そんな中で時給1,000円くれるアルバイトがあると言われて飛びつきました。

もちろん、最初は慣れない仕事だったので大変でしたが、そこの会社の社長さんをはじめ、社員の方々が非常に優しく教えてくれ、ラインが出来上がるまでの工程なども詳しく教えてもらいました。

朝早くから始まり、夕方の暗くなるぎりぎりまでの仕事だったので、労働時間としては結構長かったですが、車での移動時間は座ったり出来たので、時給1,000円以上の価値があるというのが最終的な決め手でした。

道路のライン引きは過酷なのか

正直仕事は肉体労働でしたので、やっている時間は結構きつかったかもしれません。

ラインを引く仕事はそこまで大変ではなかったのですが、ラインを抹消する仕事はアスファルトを削って、そのカスを竹ぼうきなどでかき集めて持ち帰るので、ほうきで掃くのはもちろん、かき集めたカスを袋に入れて、トラックまで運ぶのは相当大変でした。

このアルバイトをしていて困ったことは特にありませんが、突然雨が降って来た時にラインの引き直しをしなければならないので、その時はがっかりしてしまいました。

長時間ラインを引く器械、作る器械に火を掛けておくと、温度が上がってしまって、ラインを引く際に、横に流れ出してしまうなどの問題点がありました。

トラックが入れない島などで作業をする時に、ラインを引く器械の火加減を上手に保っておかなければならず、それが一番困りました。

道路のライン引きは時給がいい?

このお仕事をして特に良かった点は、やはり給料面でした。

最初の時給は1,000円でしたが、経験を積むごとにどんどん時給が上がっていき、半年で1,100円。

1年で1,200円。2年で1,300円となり、最終的には1,400円程度にまで上がったかと思います。

気に入っていたところはいくつかありますが、まず1番手としては移動時間が長い場所が多かったところです。

県の中心地に存在する会社でしたが、時に東に2時間のところ、また時には西に2時間のところと、移動に時間を有したため、実質の稼働時間が短かったりしました。

移動時間も当然拘束されていますので、時給は発生し、時給1,400円で換算して4時間は移動時間だとすると、何もしなくて5,200円得ることが出来たことになります。

これが非常に大きかったです。

また雨が降ると作業が出来ないため、途中でも中止になったり、にわか雨かもしれないと車で待機したりする事がありました。

このような場合でも、待機している時間も時給に換算されるため、場合によっては1日ほとんど仕事をしていないのにアルバイト代は支給されたというのは、実にお得だったと思います。

また前述の通り、県内の様々な場所に移動しラインを引いていきましたので、その後にその道を覚えていたり、時に抜け道を分かっていたりと、将来的にも役に立った部分がありました。

自分が引いたラインだと思うと、感慨深いものもありましたしね。

長期にわたって遠方のラインを引きにいかなければならない時には、近くの民宿のような場所に寝泊まりしながら作業をしたのは、とても楽しかった記憶があります。

周りの人に恵まれていたのも良かったです。

道路のライン引きに興味を持ったあなたへのメッセージ

私は正直この仕事はお得だと思います。

移動時間や待機時間も時給に換算されるので、場合によっては稼働時間が少なくてもお給料が貰えるし、時給も高いのでオススメです。

また、仕事自体肉体労働ですし、外作業で汗もかくので、基礎体力がつき、ダイエットしたいという人にもうってつけだと思います。

可能であれば、いつかまたこの仕事をしてみたいです。

とにかく自分の知ってる街、知らない街といろいろな場所に行けるのは魅力です。

このご時世という事もあり、なかなか外に行くことも出来ませんので、余計にそんな気持ちになります。

まとめ

道路のライン引き。

誰もが日常的に目にしている物ですが、実際作業している様子はあまり見ることがありませんよね。

車が多い時間帯や雨が降っても作業ができなくなるので、待機時間も長い場合があるようです。

お話しをくださった方は、待機でも時給が発生するからお得と話していましたが、待機をしているだけでも、疲れてしまうし大変ですよね。

必要だけど、誰がどのように作業をしているのかわからないお仕事は、たくさんあります。

このようにその一端でも教えていただくと、道路のラインを見る目が少しだけ変わる気がします。