遺跡の発掘作業のアルバイト きつくない?仕事内容も知りたい
遺跡の発掘作業のアルバイト きつくない?仕事内容も知りたい
学生時代の夏休みに遺跡の発掘作業のバイトをしたという方からお話を伺ってきました!
この記事では、遺跡の発掘作業はどんなことをするの?
発掘作業はきついって聞くけどどうなのかな?良い点はどんなこと?
を経験者の視点からご紹介いたします!
🔶考古学に興味がある
🔶アルバイトするなら変わったことがしたい
🔶土いじりや自然が好き
🔶肉体労働が苦にならない
遺跡の発掘作業のアルバイトをしたきっかけは?
夏休み前に、考古学の担当教授が、アルバイトをすれば単位をくれるということだったので参加してみました。
当時は大学生で、一般教養の授業として、考古学を選択しておりました。
一般教養なので、授業にあまり出席していなかった科目になります。
アルバイトをして単位をもらえるなら、お金も単位もとれて一石二鳥ですよね。
日給も覚えている限り、その当時としてはかなり高かった記憶があります。
とてもありがたい話だったので即決断しました。
もちろん一人だと心さみしく感じていましたが、友達と一緒にできるということだったので、たくさん誘っていきました。
そのあたりも仕事をする決め手となりました。
また教授の話では、仕事が簡単で楽だということでしたので、自分でもできるかなと思いました。
とにかく卒業に向けて、一つでも単位獲得をと思い、行ったアルバイトです。
遺跡の発掘作業 お仕事内容
遺跡に行って土器などを発掘する作業でした。
シャベルと小さいほうきでの作業でした。
シャベルで少しづつ土を削り、ほうきで少しづつ土を払いながら穴を掘っていく仕事です。
繊細な作業で、根気がいります。
細かい作業やコツコツ作業するのが苦手な方には、少々きついかもしれないです。
私は経験しませんでしたが、掘り出した遺跡の破片と思われる物を綺麗にして組み立てる行程はワクワクしますね。
遺跡の発掘作業は3Kできついって本当?
遺跡発掘の現状をインターネットで調べてみると、きつい、最悪の仕事、3Kなど悪いイメージがあるようですね。
私は運がよかったのか、ネットに書いてあるような辛い状況ではありませんでした。
発掘前のテント張りや、山肌を掘って、何もなければ埋め戻す作業。
水脈にあたったり、水溜りができてしまった場合、水をポンプで汲み出したり。
体力を使ったり激しく汚れる作業は、私の場合はありませんでした。
実際に仕事場である現場に行ってみると、年配の方々がたくさんいらっしゃいました。
その人たちのペースに合わせての仕事だったので、とても楽に仕事ができたのが気に入っていました。
当時は何も考えず、とりあえず単位をもらうためと考えアルバイトをしていました。
また、私は外仕事が好きだったので、自然の中で仕事ができたのが良かったですね。
発掘調査の現場といえば山の中だったり、住宅地だったり、川の近くだったり、開発途上の場所が多いかと思います。
自然の中での仕事は最高でした。
と言っても、調査中の場所には自然はないのですが。
遺跡調査で勉強になったこと
勉強になったところとしては、年配の方々多かったのでいろいろな話を聞けました。
おじいちゃん、おばあちゃんの人生談です。
そのほか目の前で土器などが発見されたり、過去に発掘された、写真でしか見たことがない土器などが目の前で見られたり観察出来たり、興味津々でした。
このような感じで、考古学に興味がある人にはとても勉強になるアルバイトかと思います。
実際にいろいろな体験ができるし、自分の目で発見出来たりと、他ではできない体験や収穫がたくさんあるかと思います。
遺跡の発掘バイトのマイナス点はあるのか
特に良くなかった部分というものはありませんでした。
と言うのも、学生で教授の紹介だったので、楽な仕事を担当していたのだと思います。
当時の自分の仕事内容にはとても満足していました。
私は気がつきませんでしたが、見えない部分で力仕事もあるかと思うので、そのお仕事は大変だろうと思います。
あとは、外仕事なので夏は炎天下での作業になります。
そのあたりは、季節を選んだりしないと、辛い現場もあるかとは思います。
遺跡の発掘に興味がある方へのメッセージ
実際は、今はきつい現場も多いようですが、考古学に興味がある人にはもってこいです。
生の現場を見られるチャンスです。
土器など実際に触れられるし、発掘の現場に立ち会えますからね!
まとめ
今回は、考古学の単位獲得のために遺跡発掘作業のアルバイトをしたという方の経験談をお伝えしました。
具体的な金額は覚えていないものの、日給もよく、学生だったからか、お仕事も言われているようなハードな物ではなかったとのことでした。
作業場所などでも違いがあるのでしょうが、炎天下や寒い地域、季節でなければ、比較的楽に作業できる場合もあるということですね!
とは言え、繊細な作業なので、コツコツ作業が苦手な方には辛いかもしれないです。
大昔の貴重な土器や出土品を、自分が見つけるかもしれないというロマンが勝る方にはもってこいです。
考古学に興味のある方は、アルバイトしてみたら、教科書に載るような何かを掘り起こせるかもしれませんよ?
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